camerababyのブログ ~パパカメラマン日記~

カメラ好きな一児の父が、これからパパカメラマンになる皆さんに向けて思ったことを書いていきます

カメラ、どこのメーカのを買うか問題(と、センササイズの話)

こんにちは。

以前の記事でカメラの選び方で画素数の話をしましたが、今日は「カメラのメーカってどこがいいの?」という話をしたいと思います。

 

以前の記事はこちら↓

camerababy.hatenablog.com

 

シェアを見てみると…

2019年のBCNというところが発表しているランキングを見てみると、一眼レフカメラではキヤノンニコン、リコーの順番。

ミラーレスではキヤノンオリンパスソニーという順番のようです。

 

機種別のランキングをヨドバシカメラで見てみるとこんな感じですね。

https://www.yodobashi.com/category/19055/19056/200003/ranking/

 

カメラというとキヤノンニコンのイメージが強い人もいるかもしれませんが、少なくともミラーレスカメラにおいては、パパママカメラマンがニコンを買う選択肢はありません。

(2019年6月現在の私の独断と偏見)

お手頃価格で持ち運びしやすい大きさ・重さで…となると、キヤノンソニー富士フィルムオリンパスパナソニックが候補になると思います。(理由は次で)

 

メーカ別センササイズの比較

センササイズが大きければ大きいほど画質はきれいだよ、という話は以前の記事で書きましたが、じゃあメーカ各社はどんなサイズのセンサを使っているのか?というのをまとめてみました。(ミラーレスカメラ限定です。一眼レフは除く)

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センササイズの比較と、発売しているカメラメーカ

 

ミラーレスカメラで使われているのはフルサイズ、APS-Cマイクロフォーサーズの3種類です。

(これらよりも大きい中判ってのもありますが、まず縁がないので無視です)

基本的にセンササイズは大きいほどきれいなのですが、3つの中で一番大きなフルサイズと呼ばれるものはプロやハイアマチュア向けで、画質や性能と引き換えに大きい・重い・値段が高いという3重苦を味わわなければなりません。

ちなみに現在私はその三重苦に耐えているところです…(パパママカメラマンが安易に真似をしてはいけません)

 

というわけで、そこそこセンサが大きくて、その割に大きくもなく重くもなく、お手頃価格でってなるとAPS-Cマイクロフォーサーズが候補です。

すると、現在のところニコンはラインナップがないため候補から外れます。

(2019年中にニコンAPS-Cのミラーレスカメラを発売するという噂があります)

 

カメラを選ぶときはレンズも選ぶ

スマホやコンパクトデジカメと違って、ミラーレスカメラを買っただけでは写真は撮れません。

合わせてレンズを買う必要があるのです。(レンズいっぱい欲しくなります。)

ここで問題となるのは、カメラのメーカとレンズのメーカは同じじゃないといけない!ということです。

携帯電話の2年縛りじゃないですが、一度カメラ・レンズを買うと「カメラを買い換えよう」「レンズを追加しよう」と思った時に「メーカ縛り」にあいます。

(あとで少し補足あり)

 

というわけでレンズ選びが重要なのですが、レンズのラインナップを見てみると、

キヤノン8本

ソニー17本

オリンパス23本

パナソニック31本

富士フィルム27本

という感じです。APS-Cまたはマイクロフォーサーズ向けミラーレスカメラ用レンズの本数。各社のウェブサイトでぱぱっと数えただけなので多少違うかもしれません。2019年6月時点)

圧倒的に、キヤノンはレンズの種類が少ないことがわかります。

キヤノンは、一眼レフ用のレンズラインナップは豊富ですがミラーレス用のラインナップは残念です…

オリンパスパナソニックのレンズ本数を別々にカウントしましたが、なんとこの2社だけお互いのレンズを使い回せるという嬉しいおまけがついてきます!

オリンパスのカメラにパナソニックのレンズをつける、とかその逆とかできちゃいます)

というわけで、オリンパスもしくはパナソニックのカメラを買えば、50本以上のレンズから選び放題となるのです!

(もちろん値段高すぎて買えないレンズもいっぱいありますが)

 

富士フィルムソニーもまぁまぁレンズが揃っていますが、オリンパスパナソニック陣営には敵いません。

更にいうと、前述の通り富士フィルムソニーAPS-Cサイズのセンサを搭載しているせいでカメラ、レンズが少し大きめ・重めになりやすいです。

(その分、写りは良くなる傾向ですが…)

 

まずカメラを始めるならオリンパスパナソニック

カメラ選びに迷ったら、とりあえずオリンパスパナソニックをおすすめします。

そうしておけば、

スキルアップしてカメラを買い替えたいと思ったときに、カメラメーカ2社から選べる

・ミラーレスカメラの中では最も小型・軽量

・レンズのラインナップが豊富(軽くて安いレンズもいっぱい)

という恩恵を受けられます。

なので、全くの初心者の方に私がおすすめするカメラメーカはオリンパスかです。

 

もちろん、他のメーカが悪いと言っているわけではありません。

それぞれ個性があり、性能にも違いがあります。

もし、デジタル物は性能重視!性能(スペック)を吟味して選びたい!という理系パパなどいれば(私のことです)カタログやウェブページを見ながら選んで見ると良いかと思います。

最近はYouTubeでレビュー動画もたくさん見れますので、参考にしてみてください。

スペック重視の方におすすめなのは、ソニーのα6400です。

動き回る子供を撮るのには最高だと思いす。

やっぱり画素数は多いほど良いの?カメラのスペックの話

こんにちは。

パパ・ママになって(もしくはなる予定で)、カメラを買おうと思ったときに悩むのは「カメラの種類多すぎる」「メーカはどこがいいの?」「どの性能を気にしたらいいわけ?」といったところでしょうか?

今回はその中でも、「どの性能を気にしたら」の部分、更にその中でも「画素数」の話を少ししたいと思います。

 

ちなみに、すごく長ったらしく面倒な説明が下の方にいっぱい書いてあります。。。

素数は少なくて全然OKというのが結論です。

気になった方だけ続きをご覧ください。

 

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レンズを外した時に見える長方形の物体がイメージセンサ。これが大きいほどきれいな写真が撮れる。

 

スマートフォンの画素数は1000万画素オーバーが当たり前、ミラーレスカメラはどうか?

iPhoneをはじめとする最近のスマホは、どうやら1200万画素のカメラが一般的。

Xperiaなんかの一部の機種では2000万画素近いカメラを搭載しています。

では、最近のミラーレスカメラはどうか?ということで、売れ筋のカメラの画素数をいくつか紹介しておきます。

 

キヤノン EOS kiss M 2410万画素

富士フィルム X-T100 2424万画素

ソニー α6400 2420万画素

オリンパス OM-D E-M10 mark iii 1605万画素

パナソニック LUMIX DC-GF10 1600万画素

 

パナソニックオリンパスの機種は約1600万画素と、一部のスマホに画素数で負けています!

じゃあ、スマホで撮った写真の方がきれいなの?と、思ってしまうかもしれませんが断じてそんなことはないので安心してカメラを買ってください!

 

スマホとミラーレス(一眼)、違うのはセンサの大きさ

スマホのカメラとミラーレス等のカメラ、何が違うかといえばセンサの大きさです。

最近のカメラは、レンズから入ってきた光をフィルムではなく半導体で作られた「イメージセンサ」というもので受け止めています。

そして、このイメージセンサの大きさが、スマホとミラーレス等のカメラではまるで違うのです!

(そもそもスマホについているカメラ・レンズはあんなにコンパクトなのに、何で高いミラーレスや一眼レフカメラがあんなにでっかいのかというと、この大きなイメージセンサに合わせてシステムを作る必要があるからです。基本的に見た目が大きなカメラほど大きなイメージセンサを搭載しているので、その分きれいな写真が撮れます。)

理由は下の方で書くとして、センサの大きさだけで 画質が決まるとすると…ミラーレスカメラとスマホのセンササイズは面積比で9倍以上!ものすごくきれいな写真が撮れる気がしてきます。

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オリンパスパナソニックが採用しているマイクロフォーサーズというイメージセンサと、iPhone XS等で使われている1/2.5型センサの比較。

 

 

素数ってなんだっけ?

そもそも画素って何かといえば…カメラのイメージセンサは、その四角い形を更に格子状に区切られています。

イメージセンサを何分割に区切るか、それが画素数です。

1000万画素のカメラであれば、イメージセンサを1000万の格子に分けているわけです。

そして、カメラはこの格子を使って高精細なドット絵を書いているに過ぎないのです。

(実際はベイヤー配列がどうのとか、デモザイク処理がウンとかあるけど、無視です)

ドット絵を書くんなら、やっぱり画素数多いほうが良いんじゃないの?と思いますよね。

でも、画素数の差でドット絵の綺麗さが変わるのって、100万画素、200万画素のときの話なんですよ。

最近の1000万画素と2000万画素ではドット絵の綺麗さにほとんど差を見つけられないと思います。

(なぜならパパママカメラマンはプロではないから!)

実際、A4サイズに印刷するなら1000万画素で十分と言われています。

(A4みたいなでかいサイズで写真見たり印刷することあります?印刷してもせいぜい年賀状サイズまでじゃないですか?そもそも基本スマホで見ることが多いし…)

というわけで、画素数にそんなに意味はない気がしてきました。

ちなみに、最近テレビ業界では4K映像というのが流行りですが、4Kを画素数で表すとおよそ800万画素です。

50インチの大きなテレビで800万画素を見たってきれいだと思えるんですから、やっぱり画素数はそんなに要りません。(我が家はそんなに良いテレビ、当然持ち合わせていませんが…)

地デジで放送されているfull HDというのは、たったの200万画素です。もちろん動画と静止画だと見え方は違いますが。 


大きなセンサは光をいっぱい取り込んでくれる

例えば画素数が全く同じスマホとミラーレスカメラがあったとすると、、、先程の格子の間隔はこんな感じになります。

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マイクロフォーサーズと1/2.5型センサを同じ画素数に分割。1000万分割は無理だったので、48画素です。。。

ドット絵を構成する一つ一つの「ドット(=一画素)の大きさ」が全然違いますよね。

大事になってくるのは、この一画素の大きさです。

2つの理由から、一画素の大きさが大きいほど有利になってきます。

 

1つ目は、ノイズの問題です。

カメラというのはノイズに弱いのです。

先程も述べましたが、イメージセンサは半導体の電子部品なのですが、こういった電子部品は必ず電気のノイズが発生します。

このノイズを減らしたいと思ったらどうするのかというと、取り込む光の量を多くするしかありません。

ノイズが気にならないくらいたくさんの光を取り込んで、ノイズを目立たなくさせるのです。

そこで、どうやって光をいっぱい取り込むのかというと、一画素あたりの大きさを大きくするのです。

雨が降っているときに、コップで雨を集めるのかバケツで集めるのかというのと同じです。

大きなバケツのほうがいっぱい雨を貯められると思います。

バケツとコップの差が大きく出るのは室内などの暗い環境です。

明るい屋外ではもともとの光の量がいっぱいあるので気にする必要はないのですが、寝ている赤ちゃんは屋内で撮りますよね!

屋内っていうのは、我々が思っている以上にカメラにとっては暗い環境です。

そんなときに、少しでも効率よく光を集めるには大きな画素が必要なのです。

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ノイズあり(上)と、ノイズなし(下)の例 スマホで撮った写真は上のような写りになりやすい

( 最近はソフトウェア上で画像のノイズ除去を頑張ってやってくれますが、あんまりやりすぎるとのっぺりしたような写真になって、それはそれできれいではなくなります)

 

2つ目の理由は、真っ白白の写真になりにくいことです。

先程、画素をコップやバケツに例えましたが、イメージセンサはこのコップやバケツがいっぱい並んだものです。

ゲリラ豪雨のように局所的に雨がいっぱい降ると、コップの方はすぐに溢れ出してしまいますが、バケツの方は溢れかえるまではいくらか余裕があります。

カメラにおいてコップの水が溢れ出すというのは、画像が真っ白になるということです。

下の比較画像をご覧ください。

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上はセンサの小さなコンデジで、下はセンサの大きな一眼レフで撮った写真。コンデジで撮った方は空も雪もただの白い塊としか写っていないですが、一眼レフで撮った方は雪の凹凸などもう少しきれいに映し出してくれています。

 

このように、写真の一部がのっぺりと真っ白になってしまうことを白飛びといいます。反対に真っ黒になることは黒潰れです。

明るいところと暗いところの差がはっきりしているところで撮影したときに、白飛び、黒潰れが起きにくいのが画素が大きなカメラです。

(ダイナミックレンジが広いといいます)

 

大事なのは画素の数よりも画素の大きさ

長々と書いてきましたが、基本的には

・画素数が同じならセンササイズが大きいほうが良い

・センササイズが同じなら画素数が少ないほど良い

と言えると思います。

とはいえ、もちろん画素数が少ないことによるデメリットもあります。

パパママカメラマンにとっての、画素数が少ないことのメリット、画素数が多いことのメリットをそれぞれ書いて終わりにします。

 

素数が少ないメリット

・暗い場所でもノイズが少ない

・真っ白白の写真になりにくい

・ファイルサイズが小さいから扱いやすい(SDカードやパソコンのハードディスクがすぐにパンパンにならない ←意外と重要!)

 

素数が多いメリット

・ポスターのような大きな印刷をしてもきれい

・あとからトリミング(写真の切り出し)しても画像が荒くならない

 

私としては、画素数が少ない方がメリットが大きいような気がしてきます。

ところが、同じようなカメラが売られているときは、画素数が多いカメラのほうが値段が高い傾向です。

「やっぱり画素数が多いほうが…」と思って(もしくは店員さんの勧めを信じて?)、無理に高いカメラを買う必要はありません

もちろん高いカメラはより高機能だったりするので、一概に画素数が少ない方を選べばいいというわけではないですが…気になったカメラが2つあったとして、違いが画素数と値段くらいしかないと思えば迷わず安い方を買うべきです。

そこで高いカメラを買うより、価格差の分でレンズや三脚を買ったり、子供と遊園地に行ったりしたほうが幸せになれるような気がします。

子供とカメラと一緒に梅雨の散歩

こんちには。

最近は梅雨空であんまり晴れ間がないですね。

保育園に通ううちの息子は、土日には公園に遊びに行きたがりますが、当日雨降ってなくても前の日に雨が降ってたら遊具使えないですよね…

 

この間の土曜日は、まさにそんな日でしたので、息子と一緒にカメラを持ってお出かけ。

私はいつもどおりミラーレスカメラを持って、息子にはオリンパスの防水コンデジを持たせて近所をお写んぽしてきました。

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息子が持っていくカメラ OLYMPUSのSTYLUS Tough TG-2 息子よ、カメラを構えるときは脇を締めるのだ

 

梅雨の時期の被写体

梅雨の時期の被写体といえば、もちろんあじさいでしょう。

私は当然散歩の道中のあじさいの写真を撮ります。

この日は35mmの単焦点レンズだけをカメラにつけて撮影です。

(35mmって何?とかいう話は別の機会に。レンズの「焦点距離」というものです)

 

で、一方の息子はOLYMPUSのTough TG-2という防水コンデジシュノーケリングで魚を撮れたりしますよ!)で撮影。

3歳半の息子ができるのは電源のオンオフ、シャッターを切るのみ。

ズーム機能は使えないので、気になったものに自ら接近するスタイルです。(単焦点レンズを使う大人と一緒)

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あじさいの花を狙う息子

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息子カメラマンが撮ったあじさい

息子が最近気になるのは畑の野菜らしいです。

トマトとか大根とか、楽しそうに撮影していました。

ちなみに息子は、トマトを食べるのは嫌いです。(おそらくこの世で最も嫌い…)

見るのだけが好きみたいです。

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息子カメラマン撮影の大根 指が写り込んでいるのはご愛嬌

 

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パパカメラマン(私の)写真も少しだけ

 

よっぽど雨が降ってなければお外へ

天気悪かったら家の中で遊ぶでも良いんですけどね、一日中家の中にいるとやることなくなってくるんですよね…

世の中のパパママは雨の日どうやって過ごしているんでしょう…?

あと、外で体動かさないと疲れが足りないのか、夜寝ない気がするのも外にでかけたい理由の一つですね。

子供って、親からしたら何が楽しいかわからないようなものでも、色々見つけては興奮して遊んでくれますからね。

(蟻とか松ぼっくりとかよくわからない木の実とか)

とりあえず出かけてみれば、意外と楽しく過ごせるものですね。

 

パパがカメラを買うには、ママにウケるカメラを選ぶべし!

こんにちは。

今日は「パパがカメラを欲しいと思ったらどうやってママを口説き落とすか?」という話を書いていきます。

 

そもそもカメラを使うのは誰か?

上の方で「パパがカメラを…」と書きましたが、実際に子供が生まれて写真を撮ろうと思ったとき、誰が写真を撮るのでしょう?

もちろん、パパカメラマンとして「子供の最高の瞬間をパシャリとするぞ!」と意気込んでカメラを選んだりカメラの設定をいじってみたりと色々と考えはするものの、実際のところ平日の日中に子供と一緒にいる時間が長いのはママではないでしょうか?

我が家では子供が生まれたあと、私が2週間ほど休暇を取得したため生まれて1ヶ月にもならない子供とゆっくり一緒に過ごす時間がありましたが、妻は育休・産休合わせて1年半も子供の面倒を見てくれていました。

こういう状況は今の日本では多いのではないでしょうか?

今日の記事で、男性の育児休暇取得の推進とかそういう話を書くつもりはないのですが…言いたいことは、生まれたばかりの子供の写真を撮ろうと思ったとき、シャッターチャンスに多く巡り会えるのは圧倒的にママだと言うことです。

ということは、どんなにパパが「このカメラがいい!」と思ってもママが使いにくいor使いたいと思わないカメラでは、素晴らしい子供の写真が増えることはないのです!

 

(我が家の子育て事情とかは、そのうちカメラとは関係ない記事で紹介したいと思います)

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いい写真であるかどうかはおいておいて(スマホでも撮れるような写真ですが)私が仕事に行っている日中に妻が撮った写真。私が仕事中に見ることが出来なかった子供の寝顔を写真を通して知ることができました。

ママも使えるカメラ

じゃあ、「ママでも使えるカメラ」・「ママが使いたいと思うカメラ」っていうのはどういうのかって言うと、「かわいいカメラ」です。

これは、「世の中の女性はかわいいもの与えとけばいいんでしょ?」というだけの問題ではなくて、、、

実際問題カメラメーカ各社は初心者の女性をターゲットにしたカメラというのをラインナップしています。

そして、こういうカメラというのは間違いなく、「操作が簡単」「小さくて軽い」「見た目がかわいい」という三拍子そろった「ママカメラマン」にオススメのモデルになっています!

 

あと、そういうカメラっていうのは値段がお手頃です。(←ココ重要!

そもそもママがカメラに興味がなかったり、そもそも子供が生まれるからお金がかかるって時に、高いカメラを買おうとか言ってもなかなかママのOKがもらえないんじゃないでしょうか?

(羨ましいことに予算が潤沢にある方は読み飛ばしてください…)

そんな時に、値段があんまり高くなくて、しかもかわいいカメラ。少しはママの許可がもらいやすくなるんじゃないでしょうか?

 

例えば、綾瀬はるかさんのCMでお馴染み、Panasonicから発売されているLUMIX DC-GF10/GF90というカメラはなんと3色展開!

「ねぇねぇ、ママは何色がいいと思う?」という質問により、「買うか買わないか?」の問題をすっ飛ばし、「何色を買うか?」という問題にすり替えることができるのです!

(※この手法の効果には個人差があります。作戦が失敗に終わったとしても、当ブログは責任を負いかねます…)

 

panasonic.jp

もちろん、小型軽量は当たり前だし、スマホと同じようにタッチ操作で写真が撮れる手軽さもあります。

しかも、このカメラの「ダブルレンズキット」には別記事でもおすすめしている単焦点レンズ」がセットされているのです!

camerababy.hatenablog.com

 

クラシックなデザインだとパパが持っていてもかっこいい

ママうけは良しとして、とはいえ「かわいいカメラ」だとパパ本人が持つのがイヤ。という場合もあるでしょう。

そういうときはクラシックなデザインのカメラがおすすめです。

例えば、OlympusのOM-Dシリーズはクラシックなデザインがかっこいいですよね。

かわいくはないですが、女性が持っていてもおしゃれには見えるんじゃないでしょうか?

しかも、OM-D E-M10 Mark IIIというカメラは商品ページに堂々と[for PaPa for MaMa どっちもうれしいオリンパス」の謳い文句が!

olympus-imaging.jp

 

FUJIFILMのX-T100も同じようにクラシックなデザインがかっこいいです。

fujifilm.jp

 

パパカメラマンはママカメラマンと協力して子供の写真を撮るべし

というわけで、少しばかりおすすめのカメラを紹介しました。

私の個人的な意見ですが、カメラ・写真は子育ての一部です。

スマホでも一眼カメラでも、その時々の子供の表情を写真に収めるというのは素敵な作業です。

子供が少し大きくなったら、昔撮った写真や動画を喜んで見るようになりますよ!

そんなわけで、カメラの種類とかは実際問題二の次で、カメラも撮り方も何でも良いからパパもママもひたすら写真を撮る!っていうのが大事だと思ってます。

パパカメラマンには単焦点レンズが必要(ただし、普通のズームレンズも一緒に持っててね)

こんにちは。

 

今日はカメラのレンズの話をします。

具体的には単焦点レンズの話です。

 

単焦点レンズ・ズームレンズ とりあえずズームレンズの話から

世の中にはカメラのレンズを色んな方法で分類します。そう、色んな種類があるのです。

分類の仕方でメジャーなのは、「広角レンズ・標準レンズ・望遠レンズ」とか

種類としては、「魚眼レンズ」「チルトシフトレンズ」「マクロレンズ」とか(全部持ってないけど…)

その中でも、今日は「単焦点レンズ」「ズームレンズ」という話をしようと思います。

 

世の中のビギナーパパママカメラマンは、おそらく「ズームレンズ」しか持っていないんじゃないかな?と勝手に思っています。

理由は簡単で、最初にカメラとセットでくっついてくるレンズが(ほぼ)ズームレンズだから。

例えばヨドバシカメラのミラーレスカメラのランキングを見てみると、

https://www.yodobashi.com/category/19055/19056/200003/ranking/

1位からずっとズームレンズとのセット(もしくはボディのみ)が並んでいて、15位にようやく 

EOS Kiss M ダブルレンズキット ブラック [ボディ(ブラック)+交換レンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」「EF-M22mm F2 STM」]

という単焦点レンズがセットになったカメラがランクインしています。

(記事執筆時点にて)

 

デジカメを使ったことがある人なら、きっとやったことがある「ズーム」という機能。

コンパクトデジカメ(=コンデジ)の場合、レバーやボタンがあると思います。

被写体が遠くにあって小さいなと思えば、ズームボタンを押すだけで大きく写すことができます。

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コンデジのズーム機能 ズームボタンを押すだけで被写体が大きく映る

ものすごく当たり前の話を書きましたが、これと同じことはミラーレスや一眼レフカメラでもできます。

ズームのやり方が違って、レンズについているズームリングを回す方法になります。

と、書いてきましたが、これはあくまでも「ズームレンズ」の場合です。

 

いよいよ単焦点レンズの話

本題の「単焦点レンズ」ですが、これはズームレンズと違ってズームができないレンズです。

「もっと大きく写したいからズームしよう」とか、「大きく写りすぎだから、もう少し引き気味に」と、そういったことは一切できません。

はっきり言って超不便です。便利さ勝負をしたらズームレンズの圧勝です。

すごく使いにくいです。

特に単焦点レンズを手に入れて最初のうちは、距離感がつかめずに右往左往します。

いつもの癖でズームリングを回そうとして、「これズームできないやつじゃん…」と絶望します。

 

という、めちゃくちゃ使いづらい単焦点レンズですが、何のために存在するかといえば「一眼カメラらしい」写真が撮れるからです。

 以前の記事でも少し書きましたが、皆さん「一眼カメラらしい」写真(=高いカメラで撮った写真)って、どのように思いますか?

camerababy.hatenablog.com

私個人のただの独断と偏見ですが、高いカメラで撮ったような写真って画質がきれいなのはもちろんですが、溶けいるような「ボケ」にあるように思います。

(私の作例はたいしたことないので、Google画像検索で「一眼 ボケ」とかで検索してみてください。めっちゃきれいな写真が大量に出てきます)

背景がふんわりボケていたり、イルミネーションがまん丸キラキラにボケていたり。

めちゃくちゃキレイですよね。

私がカメラを買ったときも、この綺麗な「ボケ」の写真が撮りたくて買いました。

 

ところが実際は、カメラとセットでついてくるズームレンズではあんまり「ボケ」が大きな写真を撮れません。

そして思うのです。「いいカメラ買ったけどなんか違う」と。

 

実際のところ、カメラに問題はありません。

問題はレンズにあります。

レンズの「F値」というものを気にして見てください。(「F値」については、後日別記事でちょっとだけ詳しく説明します。)

先程も例で挙げたキヤノンのミラーレスカメラですが、このカメラにはレンズが2本セットされていて、一つがズームレンズ、もう一つが単焦点レンズです。

EOS Kiss M ダブルレンズキット ブラック [ボディ(ブラック)+交換レンズ「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」「EF-M22mm F2 STM」]

EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM これがズームレンズ

EF-M22mm F2 STM これが単焦点レンズ

文字の羅列で理解不能だと思いますが、F3.5-6.3とかF2という、F○というところに注目です。

簡単に言ってしまえば、このFのあとに続く数字が小さければ小さいほどよくボケます。

単焦点レンズの方が「F2」となっていて、ズームレンズよりも小さいです。

残念なことに世の中に出回っているズームレンズのほぼすべてがこの数字が大きめで、反対に単焦点レンズは小さいのです。

(ごく稀にこの数字がめっちゃ小さい化物みたいなズームレンズもあります。値段も化物みたいになりますが…)

というわけで、単焦点レンズがあればボケのきれいな、「一眼らしい」写真が撮れます!

 

実際、単焦点レンズで子供を撮るとどう写るか?

実際、単焦点レンズとズームレンズで撮った写真の「ボケ」はどんなふうに違うか?をとりあえず見てみましょう。

(あんまりいい作例が撮れなかったですが、ご勘弁を…)

2枚の写真は両方共単焦点レンズで撮影しましたが、1枚目はズームレンズで撮ったのを再現した写真、2枚目は単焦点レンズでしか撮れない写真です。

 

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ズームレンズで撮った風の写真。ピントは真ん中の赤いおもちゃ。背景のおもちゃの模様がそれとなくわかります。

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単焦点レンズでしか撮れない写真。ピントの場所は上の写真と全く一緒。だけど、後ろにあるおもちゃの模様は全く見えなくなりました。めっちゃボケてる!

ピントの場所は両方とも同じで真ん中の赤いおもちゃ。

でも、前や後ろのおもちゃのボケ方が違って見えませんか?

特に、後ろのおもちゃは模様が全くわからないほど、単焦点レンズで撮った写真はボケています。

単焦点レンズで撮った写真のほうが、輪郭もボケていますよね。


単焦点レンズとズームレンズの違いがなんとなくわかったところで、単焦点レンズで子供を撮った写真です。

顔はしっかりと写っていますが、それ以外の部分はきれいにボケていると思います。

背景に床が写り込んでいますが、きれいにボケていてほとんど気になりません。

子供がいると部屋の中が散らかり気味ですが、単焦点レンズを使って散らかった床をぼかしてあげれば散らかった床などなかったことにできます!

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単焦点レンズで子供(赤ちゃん)を撮った写真。ƒ/2.8 1/80 35 mm ISO 800

 

 でもやっぱりズームレンズは便利

とはいえ、ズームレンズも必ず持っていてください。

最初の方でも書きましたかが、単焦点レンズは不便なレンズです。

そのため、単焦点レンズしか持っていないと「面倒だからスマホでいいや」というタイミングがやってきます。

これは最悪です。カメラは使わないとただの値段の高い置物です。

いつも持ち出し、子供たちの(もちろん妻もね)素敵な表情を切り取らないと意味がないのです。

というわけで、単焦点レンズはおすすめで必ず持っていてほしいのですが、便利なズームレンズも必ず持っていてください。

最初はズームレンズを付けっぱなしにしておいて、たまに単焦点レンズ、そんな使い方が良いかなと思います。

ちなみに、単焦点レンズを練習するならお子さんが小さく、あんまり動かないうちがおすすめです。

動く被写体を単焦点レンズで撮るのは大変です。

お子さんの寝顔をこっそり撮るのもいいですよ。

 

ちなみに…生まれたばかりの子供や寝ているお子さんを撮るとしたら、きっと家の中でしょう。

家の中(屋内)は、きっとみなさんが想像している以上にめちゃくちゃ暗いです!

スマホのカメラもそうですが、家の中で写真を撮ろうとするとよく手ブレ(もしくは被写体ブレ)すると思いますが、これは屋内が日の当たる屋外に比べてものすごく暗いことが理由です。

6畳の部屋に、8畳用のLEDライトをつけるくらいではどうにもならないほど暗いです。

人間の目ではよくわからないですけど。

カメラというのは暗い場所が苦手です。

ちょっと暗いだけで、ぶれたり画像が荒くなったりします。

が、単焦点レンズを使えば屋内でもぶれたり画像が荒くなるのを抑えて撮影することができます。

(ブレを大体4分の1くらいに抑えられると思います)

これは、単焦点レンズがズームレンズよりもいっぱい光を取り込めるレンズだからです。

やっぱり、屋内で写真を撮ることの多い新米パパカメラマンには単焦点レンズはうってつけです。

 

というわけで単焦点レンズを買いましょう!

以上、単焦点レンズの魅力を書いてみましたが、伝わりましたでしょうか…?

おすすめの単焦点レンズについてはまた後日。

今日の記事では、「単焦点レンズでめっちゃいい感じの写真が撮れる!」ということだけ知っておいてもらえると嬉しいです。

ズームレンズとあわせて、ぜひ単焦点レンズを使ってみてください。

私のカメラの歴史とミラーレスカメラの勧め

こんにちは。

今日は私が使ってきたカメラについて少しお話をしたいと思います。

そして、最後の方にミラーレスカメラの話を少し書きますが、

今、私が「オススメのカメラ何?」と聞かれたら、迷わずミラーレスカメラをオススメします!

私のカメラの歴史(たかだか7年分だけですが)を少し語りながら、一眼レフとミラーレスの話もちょっとだけしたいと思います。

世の中には「一眼レフカメラ」というものと「ミラーレスカメラ」という物があって、「今のオススメはミラーレスだよ」ということが言いたい記事です。

一応センササイズの「フルサイズ」とか「APS-C」、「マイクロフォーサーズ」とかいう単語は登場しますが、今回は全力で無視してください。(今後この記事を参照しながら、別の記事を書くときのために書いているだけです)

 

 

最初に買ったカメラ APS-C中級機一眼レフカメラ CANON EOS 60D

私が最初にカメラを買ったのは2012年です。

大学を卒業し、就職してはじめてのボーナス(入社して最初なので雀の涙ですが)をあてにして買いました。

2012年当時は周りのみんながガラケーからスマホへ一斉に乗り換えた時期で、今ほどスマホで写真を撮るのがメジャーではなかったような気がします。

そんなとき、もともと興味があったカメラを買ってみようと思いました。(他に対した趣味もなかったので)

当時もいわゆる一眼レフカメラミラーレスカメの両方が販売されていましたが、当時の私は「真面目に写真取るなら一眼レフ、ミラーレスはお遊び」のように思っていました。

当時からミラーレスカメラを販売していたメーカの皆様、ごめんなさい。

(あとで書きますが、今はこの考えは違うなと思います。ミラーレスカメラ最高!)

 

というわけで、一眼レフカメラを買うことに決めてはいたものの、

・どこのメーカのカメラを買うか?

・どのモデルを買うか?

は完全に未定でした。

(メーカは、有名所のキヤノンニコンに絞っていましたが)

 そうなったとき、選ぶ基準の大きなところは値段です。

高いカメラを買えばきっと素晴らしいのだと思ってはいましたが、就職して間もない頃だったので正直予算は潤沢にありません。

というわけで、許される金額の範囲内で一番いいカメラを買うことにしました。

 

当時の候補は

CANON EOS 60D

cweb.canon.jp

・NIKON D7000

www.nikon-image.com

でした。値段としてはレンズキットで10万円いかないくらいで探していた気がします。

ラインナップとしてはニコンのD7000の方が上位機なので、当時はこっちが欲しかったのですが、予算の都合で断念。。。

ただし、キヤノンの60Dも不満はなさそうだったので、こちらを買いました。

当時、EOS 60DのパンフレットやCMで、渡辺謙さんが「趣味なら本気で」というキャッチコピーで売り出されていたのをよく覚えています。

 

というわけで、私は念願のカメラをゲットしたわけです。

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カメラを買った直後に行った伊豆旅行での写真 EOS 60D, EF-S 18-55 IS, ƒ/5.6 1/60 49 mm ISO 400(今ならもう少し違う設定で撮るかな?)

子供が生まれて買い替えたカメラ APS-C中級機一眼レフカメラ CANON EOS 70D(EOS 60Dの後継機)

EOS 60Dを買って写真を撮るようになり、基本的に大きな不満はなく過ごしていました。

(今回の記事では割愛しますが、レンズを買ったりストロボを買ったり、カメラを買い換える以前に一杯お買い物してます。アクセサリを増やしていったのが、カメラ本体に不満が出なかった理由かもしれません)

そんな状況に変化が起きたのは子供が生まれたときでした。

子供が生まれて何が変わったかといえば、写真だけじゃなく動画も撮るようになったことです。

生まれたばかりの子供がふにゃふにゃと動く様を動画に収めるのは、それはそれは楽しいものです。(そしてそれをじいじやばあばに見せるのです!)

(一眼カメラ(一眼レフでもミラーレスでも)では、普通のビデオカメラ(ハンディーカムとか)では決して撮ることができないような印象的な動画を撮影できます!が、それはまた別の記事で)

で、なぜEOS 60Dに不満が出たのかといえば、動画を撮るときのオートフォーカスが残念!だからです。

これは、EOS 60Dがだめというより、一眼レフカメラは大体だめなんです。

動画を撮ろうと思うと、ピントの位置がガタガタと動きとてもじゃないけど見ていられない感じになります。。。

詳しく書くと長くなるので説明などは省きますが、もし今ミラーレスではなく一眼レフカメラを買おうとしている方がいれば、動画を撮るのに向いているか?というところを気にして検討してみてください。

(最近のキヤノン一眼レフカメラの動画機能はいい仕事してくれると思います)

 

そこで、一眼レフカメラでもいい動画を撮りたいと思ったときに、いいカメラはないかな…と調べてみたところ、EOS 60Dの後継機のEOS 70Dというカメラが動画撮影に最高(もちろん写真を撮る機能も向上)なことがわかりました。

global.canon

EOS 70Dというカメラは動画性能が飛躍的に向上したため、多くのYouTuberにも愛されたそうです。

というわけで、私のカメラはEOS 60DからEOS 70Dへと少しばかり変化しました。

 

ちなみに、このとき(2016年)においても、私はまだミラーレスカメラを下に見ていました。

もう本当にごめんなさい。

 

一眼レフカメラからミラーレスカメラへ フルサイズミラーレスカメラ SONY α7 III

そんなわけで写真を撮るのも動画を撮るのも、それはそれは楽しくて、子供を中心に妻やお出かけした先の風景など色々なものにカメラを向けていました。

で、このEOS 70Dというカメラに何の不満が出てきたのかというと、オートフォーカスです。

ついさっきEOS 70Dのオートフォーカスべた褒めしてたじゃねぇかよと自分でも突っ込みたくなるのですが、きちんと理由(言い訳)があります。2つほど。

1つ目は、これもまた一眼レフカメラの宿命なのですが、写真撮影をするときにファインダーを覗き込むとオートフォーカスピントを合わせてくれる範囲がめっちゃ狭いです。

スマホのカメラに慣れていると、画面の中のどこをタッチしてもピントを合わせて写真を撮ってくれますが、一眼レフカメラでそれは無理です。

大げさに言えば、ほぼ真ん中の当たりにしかピントが合いません。

(背面のモニターを使えばできますが、できればファインダーを覗きながらシャッターを切りたいと思ってしまうわがままなヤツなんです。すみません。)

本来は自分の腕を磨いて、プロカメラマンのようにビシバシピントを合わせられればよいのですが、ぶっちゃけそんなこと考えている間に子供がどっかに行ってしまいます。

 

2つ目もやっぱり一眼レフカメラの宿命で、ピントが合ったと思っても合ってないことが多々ある!ということ。

実際、これは結構悲しいです。

1つ目の不満のところで書いた問題を、なんとか頑張って解決し、いい写真が撮れた!と思っても、家でパソコンで写真を見てみたら全部ピンぼけ…なんてこともあります。

これには2つ理由があって、1つ目は私が単焦点レンズが好きなこと、2つ目は一眼レフカメラの構造に起因します。

 

ちょっとだけ話しが脱線しますが、一眼カメラで撮ったぞ!っていう写真、皆さんはどのような写真を想像しますか?

私が思うのは、被写体の背景がめっちゃボケた写真です。

例えばこんなの。(あんまりいい作例がなくてごめんなさい)

 

 

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背景のお花がふんわりボケてて、なんとなくいい感じ(な気がする)ƒ/2.8 1/1600 35 mm ISO 100

こんなふんわり背景がボケるような写真を撮ろうと思うと、単焦点レンズが欲しくなります。(単焦点レンズの魅力は別の機会に)

で、こんなレンズで背景をぼかそうと思ったときに、被写体からちょっとでもピントがズレてしまうと被写体ももれなくピンぼけします

すなわち、ピント合わせがシビアなんです。

子供が寝返りうってるくらいまでならいいんですが、高速ハイハイしだす頃にはピンぼけ写真が量産されます。

 

そして、もう一つのピントが合わない理由である一眼レフカメラの構造とは…一眼レフカメラは「撮影をするもの(=イメージセンサ)」と「フォーカスを合わせるもの(=AFセンサ)」が別々に存在しているということです。

別々に存在してそれぞれ独立に働いているので、どうしてもちょっとした誤差が出ることがあります。

そのため、カメラが「フォーカス合ったよ!」と言ってきても、撮影してみたらわずかにピントがズレていることがあります。。。

これはカメラの個体差もあるかもしれませんが、構造上多かれ少なかれそういう問題には直面するのかな…と今は思っています。(単に下手くそなヤツのいいわけです)

 

 

というわけで、私はミラーレスカメへと乗り換えました。

現在私が使っているカメラはSONYのα7 IIIというカメラです。

www.sony.jp

ミラーレスカメラは、上で書いたピントずれの問題がほぼ解消されています。

理由はピント合わせをするものと撮影するものが同じもので構成されているので、原理的にピントを外さないからです。

これであればピント合わせがシビアな単焦点レンズを使ってもバッチリピントを合わせてくれます。

もちろん高速で動き回る(もはや逃走)子供にピントを100%合わせてくれるわけではありませんが、それでもピントが合う確率は一眼レフカメラに比べて圧倒的に上がりました。

本当に最高です。

ミラーレスカメラ、長らく馬鹿にしていて本当にごめんなさい。最高です。

 

私はソニーのα7 IIIとうカメラを買いましたが、別にここまで高いカメラじゃなくてもいいです。ミラーレスカメラなら大体なんでもOKだと思います。

(α7 IIIは2019年6月現在20万円オーバー、レンズ別で本体だけでこの値段だよ。。。このカメラを買うために会社に弁当を持っていくようにしました。節約節約)

 詳細は別の記事に書きますが、パパママカメラマンの方にはOLYMPUSPanasonicマイクロフォーサーズというカメラをおすすめします。

 

最後に

長々と私の使ってきた・現在使っているカメラについて紹介してきましたが、現在の私のオススメはミラーレスカメラです。

上で書いた以外にも、ミラーレスカメラは一眼レフよりも小型・軽量というメリットがあります。(というか普通の人はそこをオススメポイントとするような気がするな)

パパママカメラマンにとって、軽くて持ち出しやすいというのは非常に重要です。

カメラを買ったはいいけど、重くてかさばって持ち出さない。。。というのはもったいないですから。

 

ミラーレスカメラは小型・軽量で、ピント合わせもバッチリ。動画もきれいに撮れます。

というわけで、カメラ購入検討の際はミラーレスカメラから探してみてはいかがでしょうか?

はじめまして。カメラ好きな一児の父です。

はじめまして。

 

はじめまして!ブログを開設しました。

私はカメラ好きな一児(現在3歳半の男の子)の父です。

 

カメラを始めて約7年

もともとはただの興味で始めたカメラでした。

初めは旅行に持っていったり、当時の彼女(=現在の妻)とのデートに持っていったり…と、「何かあるとき」にカメラを持ち出す程度でした。

が、その後結構どっぷりとカメラにハマっていき現在カメラを買い換えること3台目です(汗)

合わせてレンズやアクセサリーも増えていきます。。。

(財力の都合で、世の中の「カメラ大好き!」な人ほど機材を揃えられませんが…)

 

子供が生まれて

カメラにハマった私ですが、3年半前(2016年)に子供が生まれました。

カメラ好きな人間に子供が生まれると、当然のように

子供の写真を大量に撮ります

子供を被写体にしていると、いろんな写真が撮れます。

もちろん、プロカメラマンでもなくただの趣味でやっているカメラです。

大量の子供の写真は、大量の失敗写真の集合でもありました。

でも、その中でたまに「これは!」と思うような写真や、

思わず人に見せたくなる写真が撮れるときがあります。

子供や家族の写真を撮る上で、最高の瞬間です。

そして、日常の中の最高の瞬間を写すことができるのは、

プロカメラマンではなくパパ・ママだと思っています。

 

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子供が生まれて5日後の写真。

 

パパカメラマンの勧め

もちろん、プロカメラマンの撮った写真の方が圧倒的にきれいですが、

毎日子供と一緒に過ごし、家の中、公園、旅行先、ありとあらゆる場所で、

その時々の子供の姿を写真に収められるのはパパ・ママだけです。

下手でもいいので沢山写真を撮ってあげましょう。

写真は親である自分たちにとっても素敵な思い出ですが、

何年かして大きくなった子供にとってもきっと素敵なものになると思います。

 

このブログでは

これから子供が生まれて家族が増えるのをきっかけにカメラを始めようと思っている方、結構多いと思っています。

が、カメラを買ったはいいけど思ったほど上手く撮れずに、結局スマホカメラに逆戻り…という人も多いと思います。

もともと趣味でカメラを使っていた私にとっても、生まれたばかりの子供というなれない被写体に失敗写真を量産してきました。

ただし、ポイントさえ押さえれば「当たり写真」の確率を上げることは可能です!

そして、その「当たり写真」はきっとスマホで撮った写真より圧倒的にきれいなものだと思います。

このブログでは、そんな「当たり写真」を撮るコツや、

そもそもどんなカメラ・レンズを選ぶのか、

子供とカメラを持って一緒にお出かけするときの便利な機材などを紹介していきたいなと思っています。

お出かけ情報とかも書いていけたらいいですね。

 

あくまでも、子供や家族をちょっとだけきれいに写真に収めるのが目的です。

私のブログを読んでも決してプロカメラマンにはなれません。

私もただの写真好きなパパの一人です。

ただ、「パパだからこそ撮れる写真」を一杯残せるようにできたらいいな、と思っています。

 

(ちなみに、「パパ」「パパ」と書いていますが、息子は私のことを「お父さん」と呼びます)

 

 

コメント大歓迎です!

気になることがありましたら、ぜひコメントをください。