camerababyのブログ ~パパカメラマン日記~

カメラ好きな一児の父が、これからパパカメラマンになる皆さんに向けて思ったことを書いていきます

私のカメラの歴史とミラーレスカメラの勧め

こんにちは。

今日は私が使ってきたカメラについて少しお話をしたいと思います。

そして、最後の方にミラーレスカメラの話を少し書きますが、

今、私が「オススメのカメラ何?」と聞かれたら、迷わずミラーレスカメラをオススメします!

私のカメラの歴史(たかだか7年分だけですが)を少し語りながら、一眼レフとミラーレスの話もちょっとだけしたいと思います。

世の中には「一眼レフカメラ」というものと「ミラーレスカメラ」という物があって、「今のオススメはミラーレスだよ」ということが言いたい記事です。

一応センササイズの「フルサイズ」とか「APS-C」、「マイクロフォーサーズ」とかいう単語は登場しますが、今回は全力で無視してください。(今後この記事を参照しながら、別の記事を書くときのために書いているだけです)

 

 

最初に買ったカメラ APS-C中級機一眼レフカメラ CANON EOS 60D

私が最初にカメラを買ったのは2012年です。

大学を卒業し、就職してはじめてのボーナス(入社して最初なので雀の涙ですが)をあてにして買いました。

2012年当時は周りのみんながガラケーからスマホへ一斉に乗り換えた時期で、今ほどスマホで写真を撮るのがメジャーではなかったような気がします。

そんなとき、もともと興味があったカメラを買ってみようと思いました。(他に対した趣味もなかったので)

当時もいわゆる一眼レフカメラミラーレスカメの両方が販売されていましたが、当時の私は「真面目に写真取るなら一眼レフ、ミラーレスはお遊び」のように思っていました。

当時からミラーレスカメラを販売していたメーカの皆様、ごめんなさい。

(あとで書きますが、今はこの考えは違うなと思います。ミラーレスカメラ最高!)

 

というわけで、一眼レフカメラを買うことに決めてはいたものの、

・どこのメーカのカメラを買うか?

・どのモデルを買うか?

は完全に未定でした。

(メーカは、有名所のキヤノンニコンに絞っていましたが)

 そうなったとき、選ぶ基準の大きなところは値段です。

高いカメラを買えばきっと素晴らしいのだと思ってはいましたが、就職して間もない頃だったので正直予算は潤沢にありません。

というわけで、許される金額の範囲内で一番いいカメラを買うことにしました。

 

当時の候補は

CANON EOS 60D

cweb.canon.jp

・NIKON D7000

www.nikon-image.com

でした。値段としてはレンズキットで10万円いかないくらいで探していた気がします。

ラインナップとしてはニコンのD7000の方が上位機なので、当時はこっちが欲しかったのですが、予算の都合で断念。。。

ただし、キヤノンの60Dも不満はなさそうだったので、こちらを買いました。

当時、EOS 60DのパンフレットやCMで、渡辺謙さんが「趣味なら本気で」というキャッチコピーで売り出されていたのをよく覚えています。

 

というわけで、私は念願のカメラをゲットしたわけです。

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カメラを買った直後に行った伊豆旅行での写真 EOS 60D, EF-S 18-55 IS, ƒ/5.6 1/60 49 mm ISO 400(今ならもう少し違う設定で撮るかな?)

子供が生まれて買い替えたカメラ APS-C中級機一眼レフカメラ CANON EOS 70D(EOS 60Dの後継機)

EOS 60Dを買って写真を撮るようになり、基本的に大きな不満はなく過ごしていました。

(今回の記事では割愛しますが、レンズを買ったりストロボを買ったり、カメラを買い換える以前に一杯お買い物してます。アクセサリを増やしていったのが、カメラ本体に不満が出なかった理由かもしれません)

そんな状況に変化が起きたのは子供が生まれたときでした。

子供が生まれて何が変わったかといえば、写真だけじゃなく動画も撮るようになったことです。

生まれたばかりの子供がふにゃふにゃと動く様を動画に収めるのは、それはそれは楽しいものです。(そしてそれをじいじやばあばに見せるのです!)

(一眼カメラ(一眼レフでもミラーレスでも)では、普通のビデオカメラ(ハンディーカムとか)では決して撮ることができないような印象的な動画を撮影できます!が、それはまた別の記事で)

で、なぜEOS 60Dに不満が出たのかといえば、動画を撮るときのオートフォーカスが残念!だからです。

これは、EOS 60Dがだめというより、一眼レフカメラは大体だめなんです。

動画を撮ろうと思うと、ピントの位置がガタガタと動きとてもじゃないけど見ていられない感じになります。。。

詳しく書くと長くなるので説明などは省きますが、もし今ミラーレスではなく一眼レフカメラを買おうとしている方がいれば、動画を撮るのに向いているか?というところを気にして検討してみてください。

(最近のキヤノン一眼レフカメラの動画機能はいい仕事してくれると思います)

 

そこで、一眼レフカメラでもいい動画を撮りたいと思ったときに、いいカメラはないかな…と調べてみたところ、EOS 60Dの後継機のEOS 70Dというカメラが動画撮影に最高(もちろん写真を撮る機能も向上)なことがわかりました。

global.canon

EOS 70Dというカメラは動画性能が飛躍的に向上したため、多くのYouTuberにも愛されたそうです。

というわけで、私のカメラはEOS 60DからEOS 70Dへと少しばかり変化しました。

 

ちなみに、このとき(2016年)においても、私はまだミラーレスカメラを下に見ていました。

もう本当にごめんなさい。

 

一眼レフカメラからミラーレスカメラへ フルサイズミラーレスカメラ SONY α7 III

そんなわけで写真を撮るのも動画を撮るのも、それはそれは楽しくて、子供を中心に妻やお出かけした先の風景など色々なものにカメラを向けていました。

で、このEOS 70Dというカメラに何の不満が出てきたのかというと、オートフォーカスです。

ついさっきEOS 70Dのオートフォーカスべた褒めしてたじゃねぇかよと自分でも突っ込みたくなるのですが、きちんと理由(言い訳)があります。2つほど。

1つ目は、これもまた一眼レフカメラの宿命なのですが、写真撮影をするときにファインダーを覗き込むとオートフォーカスピントを合わせてくれる範囲がめっちゃ狭いです。

スマホのカメラに慣れていると、画面の中のどこをタッチしてもピントを合わせて写真を撮ってくれますが、一眼レフカメラでそれは無理です。

大げさに言えば、ほぼ真ん中の当たりにしかピントが合いません。

(背面のモニターを使えばできますが、できればファインダーを覗きながらシャッターを切りたいと思ってしまうわがままなヤツなんです。すみません。)

本来は自分の腕を磨いて、プロカメラマンのようにビシバシピントを合わせられればよいのですが、ぶっちゃけそんなこと考えている間に子供がどっかに行ってしまいます。

 

2つ目もやっぱり一眼レフカメラの宿命で、ピントが合ったと思っても合ってないことが多々ある!ということ。

実際、これは結構悲しいです。

1つ目の不満のところで書いた問題を、なんとか頑張って解決し、いい写真が撮れた!と思っても、家でパソコンで写真を見てみたら全部ピンぼけ…なんてこともあります。

これには2つ理由があって、1つ目は私が単焦点レンズが好きなこと、2つ目は一眼レフカメラの構造に起因します。

 

ちょっとだけ話しが脱線しますが、一眼カメラで撮ったぞ!っていう写真、皆さんはどのような写真を想像しますか?

私が思うのは、被写体の背景がめっちゃボケた写真です。

例えばこんなの。(あんまりいい作例がなくてごめんなさい)

 

 

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背景のお花がふんわりボケてて、なんとなくいい感じ(な気がする)ƒ/2.8 1/1600 35 mm ISO 100

こんなふんわり背景がボケるような写真を撮ろうと思うと、単焦点レンズが欲しくなります。(単焦点レンズの魅力は別の機会に)

で、こんなレンズで背景をぼかそうと思ったときに、被写体からちょっとでもピントがズレてしまうと被写体ももれなくピンぼけします

すなわち、ピント合わせがシビアなんです。

子供が寝返りうってるくらいまでならいいんですが、高速ハイハイしだす頃にはピンぼけ写真が量産されます。

 

そして、もう一つのピントが合わない理由である一眼レフカメラの構造とは…一眼レフカメラは「撮影をするもの(=イメージセンサ)」と「フォーカスを合わせるもの(=AFセンサ)」が別々に存在しているということです。

別々に存在してそれぞれ独立に働いているので、どうしてもちょっとした誤差が出ることがあります。

そのため、カメラが「フォーカス合ったよ!」と言ってきても、撮影してみたらわずかにピントがズレていることがあります。。。

これはカメラの個体差もあるかもしれませんが、構造上多かれ少なかれそういう問題には直面するのかな…と今は思っています。(単に下手くそなヤツのいいわけです)

 

 

というわけで、私はミラーレスカメへと乗り換えました。

現在私が使っているカメラはSONYのα7 IIIというカメラです。

www.sony.jp

ミラーレスカメラは、上で書いたピントずれの問題がほぼ解消されています。

理由はピント合わせをするものと撮影するものが同じもので構成されているので、原理的にピントを外さないからです。

これであればピント合わせがシビアな単焦点レンズを使ってもバッチリピントを合わせてくれます。

もちろん高速で動き回る(もはや逃走)子供にピントを100%合わせてくれるわけではありませんが、それでもピントが合う確率は一眼レフカメラに比べて圧倒的に上がりました。

本当に最高です。

ミラーレスカメラ、長らく馬鹿にしていて本当にごめんなさい。最高です。

 

私はソニーのα7 IIIとうカメラを買いましたが、別にここまで高いカメラじゃなくてもいいです。ミラーレスカメラなら大体なんでもOKだと思います。

(α7 IIIは2019年6月現在20万円オーバー、レンズ別で本体だけでこの値段だよ。。。このカメラを買うために会社に弁当を持っていくようにしました。節約節約)

 詳細は別の記事に書きますが、パパママカメラマンの方にはOLYMPUSPanasonicマイクロフォーサーズというカメラをおすすめします。

 

最後に

長々と私の使ってきた・現在使っているカメラについて紹介してきましたが、現在の私のオススメはミラーレスカメラです。

上で書いた以外にも、ミラーレスカメラは一眼レフよりも小型・軽量というメリットがあります。(というか普通の人はそこをオススメポイントとするような気がするな)

パパママカメラマンにとって、軽くて持ち出しやすいというのは非常に重要です。

カメラを買ったはいいけど、重くてかさばって持ち出さない。。。というのはもったいないですから。

 

ミラーレスカメラは小型・軽量で、ピント合わせもバッチリ。動画もきれいに撮れます。

というわけで、カメラ購入検討の際はミラーレスカメラから探してみてはいかがでしょうか?